不動産価格が高騰している近年、中古物件を購入してお部屋の中だけリノベーションをするケースが増えてきています。
そこで、住宅購入にあったって、リノベーションがおすすめな理由を5つご紹介します。
住宅購入の種類
大きく分けて以下の4つの分類できます。
1、新築物件×戸建て
2、新築物件×マンション
3、中古物件×戸建て
4、中古物件×マンション
以下では、3と4の中古物件を購入し、リノベーションがおすすめな理由5選をご紹介します。
理由1、住宅購入費用を抑えられる可能性がある
住宅購入の費用の主な内訳は、
①物件(土地+建物)購入費用 + ②内装や設備にかかる費用 + ③諸経費とその他費用
と言えます。
新築でも中古でも③の諸経費とその他費用は同じように発生してきます。
できるだけ安く住宅購入しようとなると、①物件(土地+建物)購入費用と②内装や設備にかかる費用をいかに抑えていくかがポイントになります。
新築物件の場合、内装や設備がすでに整っていて、購入後そのまま使用するケースがほとんどです。したがって、②の内装や設備にかかる費用は家具家電代程度で済みます。その分、物件自体の購入価格が高くなります。
一方、中古物件の場合は、内装や設備の一部または全体を変更して使用していくことが多いと思います。まさにこれがリノベーションです。
フルリノベーションにかかる費用は、一般的に1㎡あたり10〜15万円と言われています。リノベーション費用と物件の価格を合わせてみても、新築物件を購入するよりも安く済むケースもよくあります。
中古物件は、耐震や建物の構造が大丈夫なのだろうかと思うかもしれません。それは、リノベーションに精通したプロに任せることで安心して物件探しをすることができます。
理由2、物件の選択肢が広がる
新設住宅着工件数(令和3年) 865,909
国土交通省HP参照
既存住宅流通推計量(令和2年) 567,721
不動産流通経営協会(FRK)HP参照
以上の数値から、市場に流通している住宅物件の約4割は中古物件ということがわかります。不動産流通経営協会によると中古物件の流通量は増加傾向とのデータも確認できます。これは、新築物件だけでなく、中古物件に目を向けることで2倍近くに物件の選択肢が増えることを意味します。
中古物件の購入×リノベーションの視点は、住宅購入の選択肢を大きく広げてくれるといえますね。
理由3、内装を自由に設計できる
中古物件は物件価格を抑えられる分、好きな間取りや好きなインテリアなどの内装に費用を回すことができます。
新築物件はもともと内装が整っている分、内見での第一印象は中古物件よりも良いです。すでに内装が完成しているので、物件購入後は、そのまま居住することがほとんどです。しかし、これは、規格化された内装が、物件購入価格にもともと組み込まれているということなのです。
人生の1番大きな買い物である住宅購入。規格化された空間より、自分が好きな空間で自分や家族みんなが快適に暮らしたいと思いませんか。リノベーションは、その理想を現実に変えることが可能です。
理由4、ライフステージに合わせて間取り変更がしやすい
家族が増えたり、逆に子供が独立したり、人生ではライフスタイルがどんどん変化していきます。その際に、間取りの変更がしやすいのがリノベーションで作られた空間です。
規格化された物件ですと、基礎となる柱や梁、耐力壁などの関係で希望する間取りに変更ができないケースもあります。
一方、リノベーションで作られたお部屋の場合、初めのリノベーションの段階で今後の間取り変更の想定をしたお部屋作りが可能です。そのため、実際にライフステージの変化が起きた際に、希望する間取りに変更することが可能になります。
理由5、豊かな暮らしが可能になる
人生で1番大きな買い物と言われる住宅購入。金額が大きいだけに、慎重に洗濯していく必要があります。
せっかく、お気に入りの住宅を購入しても、ローンの返済に追われて暮らしが疎かになってしまったらどうしようもありません。だからといって、妥協した買い物もしたくありません。
リノベーションは、予算の範囲内で自分好みの空間作りにチャレンジしていくことが可能にします。
まとめ
以上、中古物件を購入し、リノベーションがおすすめな5つの理由でした。
自分も家族も心地よい空間で、豊かな暮らしをスタートさせてみませんか。