海外インテリア

アンティーク家具を選ぶ時の注意点3選

アンティーク家具というと、なんとなく敷居が高く手を出しにくいという方も多いのではないでしょうか。

Museum of the homeの様子。筆者撮影。

しかし、イギリスではアンティーク家具をインテリアに取り入れることは日常茶飯事。アンティークをサラッとインテリアに取り込んでいます。また、アンティーク家具のマーケットなども豊富にあって、アクセスもしやすいのが特徴です。

お部屋に1つあるとオシャレ感を一気にアップさせることができるアンティーク家具。

選ぶ際の注意点を3つのポイントに絞ってまとめます。

アンティーク とは

フランス語(antique)で骨董品、古美術品のこと。1934年にアメリカで制定された通商関税法に「100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」という記述があり、現在は、この「100年経過したもの」というのが通説となっている

SUUMO(スーモ)住宅用語大辞典

と一般的には定義されています。しかし、よく比較されるビンテージなどとの明確なさかいはなく、定義はとても曖昧です。

イギリスの人達がアンティークを選ぶ際に重視するポイントは、デザインの歴史が継承されているかどうかです。

なぜ、イギリスではアンティーク家具が一般的なの?

イギリスの人達のお家には、当たり前にアンティーク家具が存在します。それは、自分で購入したものもあれば、家族から受け継いだものもあります。

Sunbury Antique Marketの様子。筆者撮影。

イギリスでは、昔のものを直しながら長く使っていく考えが根付いています。不動産のお値段も古い建物であればあるほど高くなります。室内はリノベーションしながら、使いやすく改良し使う。良いものを長く使うという考えが浸透しています。

それゆえに、家具においても質の良いものを手入れしながら代々使っていくということが当たり前のようです。

アンティーク家具の良さ

アンティークマーケットなどを歩いていると、中には500年以上も前に作られた家具などが置かれていることがあります。これはつまり、丈夫で質の良い素材が使われているから。

Sunbury Antique Marketの様子。筆者撮影。

そんな家具だからこそ、使えば使うほど愛着が湧き、味が出てくることが特徴です。

こんなアンティーク家具の良さを知って、お部屋に取り入れることができたら、一気にインテリア上級者です。

そんなアンティーク家具ですが、選ぶ際の注意点もあります。ぜひ、以下の項目を参考にしていただき、あなたの納得のいくアイテムに出会えますように。

(アンティーク家具を選ぶ時の注意点1)ショップの種類確認

一口にアンティーク家具ショップといっても、お店によってスタンスは様々です。

すでにきれいに修理がなされていて、使用できる状態になっている家具を買いたいのか。自分好みの仕様に修理をしていきたいのか。予算はどれくらいかけられるのか…

これらの希望は、購入する人によって様々だと思います。以下の7つのチェック項目を参考に、あなたに合うショップを探してみましょう。

メンテナンス(修理)済のものが購入できるお店なのか

購入後メンテナンス(修理)を行う場合、どのような方法なのか

メンテナンス(修理)は自社工房で行うのか外部委託なのか

アンティーク家具の仕入れ・販売をメイン事業としているお店なのか

どこの国のアンティーク家具の品揃えが多いのか

他社と比べて価格は適正か

そのお店の商品は、自分の欲しい家具の雰囲気とマッチしているか

(アンティーク家具を選ぶ時の注意点2)商品の状態のチェック

上手に選んで上手にお部屋に取り入れることができれば、ワンランク上のインテリアを目指せ得るアンティーク家具。しかし、あくまで中古品です。購入前に状態のチェックをすることはとても重要です。

オンラインで購入できるお店や、テレビ電話で相談できるお店などもあります。しかし、その商品の素材感や色のトーンなどは、現物を実際に見てみないとわかりません。ぜひ、一度実物を見てから最終決定することがおすすめです。

もちろん、お店の雰囲気や品揃えを確認するためなど、オンラインや電話相談のメリットもございます。上手に使い分けましょう。

一生ものの家具となる可能性が高いアンティーク家具ですので、納得の一点に出会えますように。

(アンティーク家具を選ぶ時の注意点3)本当に自分の気に入る一点かどうか

購入前に、自分のほしい家具のコンセプトを明確にしておくことが重要です。

これはアンティーク家具の購入に限った話ではあえりません。星の数ほどある商品の中から、ご自身のお部屋にぴったりなアイテムを見つけ出すためには、自分がどんな好みなのかをしっかり知っておく必要があります。

一見面倒に見えるコンセプト作りですが、実は理想の一点、一生ものアイテムに出会うための近道なのです。

まとめ

アンティーク家具を選ぶ際の注意点3選についてまとめました。

あなたの一生もののアイテムを選ぶ参考になれば幸いです。

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