海外駐在が決まって悩んだことの1つに日本からどの家電を持っていくか。
というのも、日本と海外では電圧も違えば、コンセントの形も違います。数年間の海外生活のために、電化製品はどうしたら良いのか。
注意点なども含めて日本から持っていった家電と現地で購入した家電をご紹介したいと思います。
日本の家電をイギリスで使用する場合
現地の電圧に対応の家電:プラグ変換アダプター
携帯電話やPCの充電器やヘアアイロンなど、コンセントの形は違うけど電圧はイギリスの230Vに対応している家電もあります。その場合は、BFタイプのプラグ変換アダプターを使って、コンセントの先だけ変換して使用します。
イギリスに来てから購入することも可能ですが、念のため日本からの荷物に何個か入れておくと到着後すぐに使えて安心です。
価格:2,490円 |
電圧が現地対応しておいないもの:変圧器
電圧が現地対応していない場合は、変圧器が必要です。
変圧器は、日本で購入して持っていくこともできますし、イギリスに来てから購入することも可能です。飛行機の荷物受託制限などはございませんので、使用を検討している場合が日本から購入していくと安心です。
価格:43,000円 |
ただし、重く幅もとる、さらにはお値段もそれなりにします。ドライヤーなどの熱を発するものは変圧器の利用は難しいようです。そのため、部屋のあちこちに置くのは得策ではなさそうです。
次の章から、我が家で実際に日本から持っていた家電と現地で購入した家電をご紹介します。
日本から持っていった家電
現地の電圧対応しているもの
キッチン用品
のみに限定して、イギリスに持っていくものを決定しました。
大活躍の「ホームベーカリー」
日本の食パンや菓子パンを焼くことができるホームベーカリーは、ロンドン生活で大活躍しました。ロンドンでは、スーパーやカフェなど至るとこでパンは手に入ります。パン屋さんも多い印象です。ただし、日本のパンとは違います。
日本のふわふわもちもちのパンが恋しくなった時は、ホームベーカリーに頼っています。また、パンを焼くだけでなく、ロンドンではなかなか手に入りにくい、餅や甘酒などもホームベーカリーで作ることができます。餅米や麹などの材料は、現地の日本食スーパーで手に入ります。
我が家で使っているホームベーカリーはこちら▼ ホームベーカリーにしてはコンパクトで、飛行機で運ぶことができました。
価格:12,980円 |
時短の味方「ハンドブレーカー」
お料理時間短縮の救世主。海外のスーパーで手に入る食材は日本のものとは違うため、どうしても料理に時間がかかりがちなイギリス生活。
ハンドブレンダーで、みじん切りができたり、スープが作れたりするだけで、お料理の手間を省いてくれたと実感しています。簡単にできる分、お料理のレパートリーを増やすこともできました。お菓子作りの時にも大活躍しています。
価格:7,150円 |
ただし「炊飯器」は・・・
ただし、炊飯器は使用ワット数が高く、万一変圧器が壊れてしまったら怖いと思い、現地の電圧対応のものを使用することにしました。
イギリスに来てからAmazon UKやArgos(家電量販店)でも購入可能です。我が家の場合は、すぐにお米を炊きたかったので、日本で購入したものを箱に詰めて飛行機で運びました。
【海外向け炊飯器】【220V〜230V仕様】 象印マホービン マイコン炊飯ジャー 5.5合炊き ブラウン NS-YMH10-TA 中国国内用保証書付 価格:26,180円 |
ただ、残念ながら日本から購入して持っていく場合、イギリスで使用できる炊飯器の選択肢はほとんどありません。どうしてもお気に入りの炊飯器を現地でも使用したいと言う場合は、明確に炊飯器にも対応しているとうたっている変圧器を使うことをおすすめします。
価格:43,000円 |
現地で購入した家電
ドライヤーに掃除機、アイロン、プリンター、テーブルランプなど、必要だと感じたものは購入しました。
どこで買えるの?
現地の家電は、Amazon UKやArgos(家電量販店)、John Lewis(百貨店)などで購入できます。全て、オンラインでも注文可能です。Argos(家電量販店)やJohn Lewis(百貨店)店舗もあります。
その中でも買ってよかったおすすめ家電をご紹介します。
悩みに悩んだ「ダイソン扇風機」
ダントツで購入するかどうかを悩んだダイソン扇風機。結果的に買って本当によかったです。
ロンドンにはお部屋にエアコンがないケースもまだまだ多いです。そんな中、ここ数年イギリスでは40度前後の猛暑日が訪れているのです。
エアコンがないお部屋に住むことになり、1回でもイギリスの夏を経験する方にはぜひおすすめしたいです。なんとか猛暑日を乗り越えましょう。
清潔な寝床のための「布団掃除機」
布団や洗濯物を外に干せないイギリス。布団掃除機は、手放せない存在でした。特に子供が小さい頃は毎日のように掃除機をかけ清潔な寝床を保っていました。
我が家は布団掃除機単体で購入しましたが、掃除機と兼用のものも販売されています。
家電の処分方法は?
本帰国などイギリスを去る際にどうするかは悩みどころですよね。以下、処分方法のアイディアをご紹介します。
◆お友達に販売or譲る
一番簡単な方法です。まずは、お友達に聞いてみることがおすすめです。
◆フリマサイトで売却or譲る
近年はMixbやねこのてなどのイギリス在住の日本人向けのフリマサイトも充実しています。
ただし、日本のメルカリなどとは異なり、連絡や受け渡しなど直接のやりとりが必要になります。一定のリスクを理解した上で、出品することをおすすめします。
◆チャリティに寄付
最終手段として、チャリティに寄付とおいう方法があります。
街の至るところで見かけるチャリティショップ。イギリスではチャリティ文化が盛んで、不用品は次の必要な方に使ってもらうという精神が根付いています。
イギリスのチャリティーショップの例はこちら▼
快適なロンドン生活のために
日本から持ってきた家電と現地で購入した家電について、購入場所や処分方法も含めてまとめました。
新しい地での新生活は不安なことも多いですが、あなたのロンドン生活が素敵なものとなりますように。