ヨーロッパには美しい観光スポットがたくさんあります。街並み、芸術、歴史など、楽しみ方もいろいろです。
今回は、その中でも子連れ旅行におすすめな街、スイスの「ルツェルン」についてご紹介します。
ルツェルンとは?
ルツェルン(Luzern)はスイスの中央に位置し、ルツェルン湖とリギ山、ピラトゥス山に囲まれた観光都市です。
ルツェルンが子連れにおすすめな理由
では、なぜルツェルンが子連れにおすすめな街なのでしょうか。
空港からアクセスしやすい
子連れ旅行では、移動時間は極力減らしたいもの。
ルツェルンは成田空港からも直行便があるチューリッヒ空港からSBBという電車で約1時間の距離に位置します。ヨーロッパの山岳地域の中でとてもアクセスがしやすいです。
また、スイスの長距離電車にはファミリーエリア(FA)が設けられていることが多いです。ファミリーエリアの中には、子供用のプレイエリアが併設されている場合もあり、子供にとって苦痛な移動時間も遊びながら楽しく過ごすことが可能です。
親子で楽しめるアクティビティが豊富
ルツェルン湖という湖と、リギ山、ピラトゥス山という2つの山に囲まれているため、自然の中で楽しめるアクテビティがたくさんあります。
船や登山鉄道、ケーブルカーに乗り大自然を感じたり、山の上でアスレチックを楽しんだり、トレッキングをしたり…と大人も子供も一緒に楽しむ方法がたくさんあります。
他にも、ヨーロッパ最大級と言われる交通博物館もあります。本物の飛行機や列車、車や船の展示はもちろん、本格的な工事現場体験や貨物船の体験などを自由にできるスペースがあります。
日本食も充実
ヨーロッパ旅行で何より辛いのは食事。初めこそ洋食にウキウキなのですが、数日するとお腹が悲鳴をあげてきます。
ルツェルンでは、日本食がそれなりに充実している印象でした。日本食レストランもありますし、現地スーパーでもおにぎりや枝豆などの日本食が手軽に手に入ります。
治安もよく、街や乗り物がキレイ
子連れだとより気になる街の状況。
ルツェルンは、治安も良く街や乗り物もきれいで子連れでも安心して行動しやすいです。
ファミリーエリアが充実
空港や電車内でのファミリーエリアがとにかく充実しています。
チューリッヒの空港では、子供の遊ぶスペースはもちろん家族も休憩ができるよう配慮がされているスペースがあります。もちろん、空港を利用する子連れなら誰でも利用可能です。旅の帰りは早めに空港に着いてチェックインを済ませたら、ファミリーエリアに直行し、子供は楽しんでいる間に大人は買い物をすることが可能です。
また、スイスの長距離電車にはファミリーエリア(FA)が設けられていることが多いです。ファミリーエリアの中には、子供用のプレイエリアが併設されている場合もあり、子供にとって苦痛な移動時間も遊びながら楽しく過ごすことが可能です。
子連れにおすすめアクテビティ
全長1350mのスライダー
ピラトゥス山の中腹にあるフレクミュンテック(Fräkmüntegg)というケーブルカーの駅で下車。山の高低差を利用した、全長1350mのスライダーがあります。
風を感じながら、約5分かけて降っていくスライダーはスリル満点で大人も子供も楽しめます。2歳以上は大人と一緒に、8歳以上は1人で滑ることが可能です。
ロープパーク
スライダーと同じく、ピラトゥス山の中腹のフレクミュンテック(Fräkmüntegg)という駅にあるロープパーク。山の上での空中散歩は、スリル満点です。
山の上でバーベキュー
スライダーと同じく、ピラトゥス山の中腹のフレクミュンテック(Fräkmüntegg)という駅にあるレストラン。山や湖の絶景を見ながら、火を起こしてバーベキューを楽しむこともできます。
山の上のプレイグラウンド
ピラトゥス山、リギ山それぞれの山には子供向けのプレイエリアがあります。絶景を眺めながらの公園遊びは、いつもとは違った経験ができます。
トレッキング
山の至る所にトレッキングコースが用意されています。難易度に合わせて、距離や高低差を選ぶことが可能です。
登山鉄道、ケーブルカー
それぞれの山には登山鉄道とゴンドラがあります。ピラトゥス山の登山鉄道は、世界一急勾配。
ピラトゥス山
リギ山
湖クルーズ
山の麓にある湖。様々な場所からクルーズが出ているので、観光の目的に合わせて船で移動することも可能です。
スイス交通博物館
ヨーロッパ最大級といわれる交通博物館。飛行機や鉄道、船なども展示に加え、子供達が遊べるプレイエリアも充実しています。1日中いても遊びきれない規模です。
ルツェルンの旅を楽しむために
家族みんなが楽しめるヨーロッパ旅行の旅行先ルツェルン。ぜひ、みなさまの旅行プランの参考になると幸いです。